ポケモン構築備忘録

自分が使ったポケモンの構築を置いておくところです。主に積み構築を使います。

【ポケモンSV】S2シングル使用構築 コノヨザル・ミミズズ展開ミガルーサ入り積み構築【最終1807位・レート1948】

こんにちは、geneと申します。

ポケモンSVのランクマッチシーズン2で使用した構築について記事を書いていこうと思います。

最終順位は1807位、レートは1948でした。なんと昨シーズンと全く同じ順位という奇跡が起きたのですが、レートはちょうど100下がってます。

なんにせよ面白いポケモンを使うことができて、かつそれなりには戦えた構築だと思うので、記録に残しておきます。

使ったのは、ウルガモスカイリューのダブルエースに、裏エースとしてミガルーサを採用した積み構築です。

なお、昨シーズンに自分が使った構築をベースにして改良したものなので、前の記事も是非ご覧ください。

 

pokest.hatenablog.com

 

6体の並びはこんな感じ。

 

◎個体紹介

ウルガモス@あつぞこブーツ

ほのおのからだ

ひかえめ 173(100)-x-85-192(156)-125-152(252)

ほのおのまい/ギガドレイン/テラバースト/ちょうのまい

テラスタイプ:フェアリー

調整:無補正A252振りガブリアスげきりん耐えまでH振り、準速、余りC。

 

特殊エース。

前のシーズンで使った個体と全く同じなので、上述の記事も参照のこと。

蝶舞を積んで全抜きを狙うという、シンプルにして優秀な特殊アタッカー。

準速にすることで、最速サーフゴーや最速ウォッシュロトムよりも早くなる。この2体はスカーフトリックもよくやってくるため、1舞しておけば確実に上を取れるというのは安心。

600族ドラゴン達に強く出るため、テラスタルフェアリー

このパーティーは基本的に相手のステロ撒きを止める手段がなく、カイリューの存在も相まってステロをめっちゃ撒かれるため、持ち物はあつぞこブーツ

 

カイリュー@ラムのみ

マルチスケイル

いじっぱり 167(4)-204(252)-115-x-120-132(252)

しんそく/じしん/りゅうのまいアンコール

テラスタイプ:ノーマル

調整:A特化、準速。

 

物理エース。文句なし最強ポケモン

ご存知のとおり、マルスケというとんでも特性に、高い種族値、物理特殊ともに技範囲も広く、最強の先制技しんそくに優秀な積み技りゅうのまいも覚え、アンコールを始めとした搦め手や補助技も充実、さらにテラスタルで好きなタイプに変えられるようになり、そのスペックの高さを遺憾なく発揮しているポケモン

やることは竜舞を積んで抜いていくだけ。準速にしてアンコールを持たせることで、様々な盤面から積みの起点を作ることができたり、相手を詰ませることができた。また、アンコールだけを見せると相手が勝手に耐久型と勘違いしてくれることもあるので、そこも良いところ。技範囲もしんそくとじしんだけで充分なので、この技構成一択だと思っている。

ラスタルしんそくの火力を出すために当然ノーマル。

ミミズズのしっぽきりから繋ぐと、みがわりにもマルスケが適用されるため、めっちゃ硬いみがわりが出来上がって強い。

 

コノヨザルきあいのタスキ

まけんき

ようき 185-167(252)-100-x-111(4)-156(252)

インファイト/ふんどのこぶし/がんせきふうじステルスロック

テラスタイプ:かくとう

調整:最速ASぶっぱ。

 

ステロ枠。

主に先発で出し、ステロを撒くのが仕事。

そこそこの素早さ、火力、耐久を兼ね備え、技範囲も申し分なく、ステロもS操作技も覚えるというかなり優秀なポケモン

昨シーズンに使っていたパーティーで、初手に出てくるウルガモスがかなり辛かったため、先発適性があって対面でガモスに勝てるポケモンはいないか探したところ、コノヨザルに行き着いた。

ガモスを倒すために岩封の採用は確定で、インファ、憤怒、ステロも外せないため、技構成は一択。このパーティーは相手のステロ撒きを防ぐ手段がないため、コノヨザルにちょうはつが欲しい場面も多かったが、他の技が外せないため致し方ない。

特に、ウルガモスはコノヨザルと初手で対面してもまず突っ張ってくるため、ほぼ確実に岩封が通った。耐久に厚く振ってるガモスだと一発では落とせないものの、致命傷&Sダウンなのでかなり良い状況にはなる。

一度だけ耐久ガン振りのおんみつマントゴーストテラスウルガモスに起点にされて負けたことがあり、マジでビビった。

 

ミガルーサ@マゴのみ

かたやぶり

ひかえめ 165(4)-x-93-143(252)-85-122(252)

なみのりアシストパワーみをけずる/みがわり

テラスタイプ:ゴースト

調整:C特化、準速。

 

裏エース。

かたやぶりのため、てんねんに強い積みアタッカーとして価値を見出し採用。

専用技のみをけずるは、HPを半分削ってACSを2段階上昇させるというもの。みをけずるとアシストパワーのコンボが結構強く、エスパー技が通る相手であれば大体ワンパンできる。当然てんねんやばけのかわやマルスケやがんじょうやらを貫通するため、積んだ後の突破力は中々。

ただ、積み技でHPを半分も削ってしまうことと、ミガルーサ自身のスペックの低さが相まって、素の状態で積むのはまず無理。ヘイラッシャ等の耐久ポケモンの前であれば、みがわりも絡めればワンチャン積む隙は作れるものの、基本的には後述のミミズズのしっぽきりか、ヘイラッシャのあくびによるサポートが必須。

また、積んだ後であっても、C種族値が低すぎるため水技の火力はかなり物足りない。そのため、サザンドラサーフゴードドゲザン等のエスパー技が通らない相手に対しては弱い。

特に、積むのにサポートが必要な関係上、ミガルーサを出す時は他のエースを選出できないため、ミガルーサ一匹で相手を全部倒す必要がある。そのため、相手のパーティーにこれらのポケモンがいるだけで選出を躊躇ってしまうところが弱いところだった。

ラスタルゴースト。とにかく積んだ後の先制技に弱いので、カイリューしんそくを透かすためだけにこのテラスタルにしたが、意外と使い勝手は良かった。

余談だが、なぜみをけずるはHPを半分も削ってしまうのか…。技性能だけ見たらほぼからやぶの劣化みたいなものだし、同じく専用技のソウルビートと比較してもちょっと弱い気が…。せめて削るのはHPの3分の1で良かったのでは…。

 

ミミズズ@オボンのみ

どしょく

わんぱく 176(244)-105-194(92)-x-97(172)-85

ボディプレス/メタルバーストステルスロックしっぽきり

テラスタイプ:かくとう

調整:C特化ウォッシュロトムのドロポンをくらった後、オボン込みでHP89以上残すまでD振り、余りB。

 

サポート枠その1。

前のシーズンで使った個体と全く同じなので、上述の記事も参照のこと。

ステロ撒き兼起点作り担当。

ステロ撒きと、しっぽきりで積みの起点作りという役割をこなしてもらうポケモン。特に、ミガルーサとセットで選出し、しっぽきりで積みの起点を作るという使い方が多かった。

このパーティーは大体コノヨザルが先発で出て行ってステロを撒くため、しっぽきりをしたい時以外はあまり使わなかった。

しかしながら地面技が無効の鋼タイプというのはやはり優秀で、カイリューガブリアス、セグレイブといった物理ドラゴン達に比較的強く出られるのは利点。要所でしっかりと役割を果たしてくれた。

 

ヘイラッシャ@たべのこし

てんねん

わんぱく 257(252)-120-159(76)-x-108(180)-55

ウェーブタックル/ゆきなだれ/のろいあくび

テラスタイプ:フェアリー

調整:C特化ウルガモスギガドレインを(たべのこし無しで)2耐えするまでD振り、余りB。

 

サポート枠その2。

前のシーズンで使った個体とほとんど同じなので、上述の記事も参照のこと。

起点作り兼ストッパー

ステロを撒いてもらった後にあくびループで相手の削り+起点作りをする。もしくは、相手の積みエース(カイリューマリルリパルシェンウルガモスなど)に対してのストッパーとなってもらう。

ドラゴン達(特にカイリュー)の相手をする機会が多かったため、ゆきなだれフェアリーテラスタルを採用。また、のろいを採用することで、自らが相手を詰ませることもできる。


◎選出パターン・動かし方

初手コノヨザル、裏にヘイラッシャ、カイリューウルガモスから2体

ほとんどの選出がこのパターン。

初手は基本的にコノヨザル。相手の初手がマスカーニャウルガモスゲンガードラパルトサザンドラサーフゴーなどの、コノヨザルより速い、もしくは殴って大きなダメージを与えられる相手であれば攻撃技から入り、ガブリアスウォッシュロトムカバルドンなどの、コノヨザルより遅い、もしくは殴ってもあまり削れない相手であればステロから入っていた。

ヘイラッシャは、サーフゴーキョジオーンなどあくびが効かない相手、また、ジバコイルロトムなどの相性的に苦手な相手がいる時はまず出さない。マリルリパルシェンギャラドスミミッキュなどが相手にいる時は出しがちだった。

カイリューは、ヘイラッシャラウドボーンが相手にいる時はあまり出したくない(出すこともある)。それ以外は大体出す。

ウルガモスは、マリルリドオーソウブレイズグレンアルマが相手にいる時はあまり出したくない(出すこともある)。それ以外は大体出す。

 

初手ミミズズ、裏にヘイラッシャ、ミガルーサ

or初手コノヨザル、裏にミミズズ、ミガルーサ

ミガルーサを選出するパターン。ミガルーサが積むためには基本的にしっぽきり必須なため、このような選出になる。

相手にラウドボーンヘイラッシャドオーといったてんねんポケモンや、いわゆる耐久型のポケモンが多い時はこの選出になる。

 

その他、エース一人で充分という時は、コノヨザル、ミミズズ、カイリューorウルガモスという選出もしていた。

ごく稀にミガルーサをソロで出す(コノヨザル、ミガルーサ、カイリューorウルガモスという選出)こともあったが、この選出をした時は大体負けていた記憶。

 

◎総括

ここまでご覧いただきありがとうございます。

今期はそこまで結果を残せず、対戦数も昨期と比べたら大分落ちてしまいましたが、何とか1000位台には入れたので、最低の最低限は出来たかなと思っています。特に、自分はどこかマイオナ気質なところがあるので、ミガルーサというマイナー寄りのポケモンを使ってそこそこ戦えたのが良かったです。

次はパラドックスポケモンも解禁されて環境も大きく変わるでしょうが、また面白い構築ができたら記事にしたいと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。