こんにちは、geneと申します。
ポケモンSVのダブルランクマッチシーズン2で使用した構築について記事を書いていこうと思います。
最終順位は1647位、レートは1757でした。時間がなくて対戦数をこなせなかったため、余り伸ばせなかったなという印象ですが、使用感は中々良いパーティーだと思ったので、記録に残しておきます。
使ったのは、ガブリアスと風船イシヘンジンのコンビを軸としたスタンパです。
6体の並びはこんな感じ。
◎個体紹介
ガブリアス@いのちのたま
さめはだ
ようき 183-182(252)-115-x-106(4)-169(252)
ドラゴンクロー/じしん/いわなだれ/まもる
テラスタイプ:じめん
調整:最速ASぶっぱ。
主人公。
ご存知の通り、高速、高火力、高耐久のハイスペックポケモン。特に難しいことをするでもなく、とにかくそのスペックの高さを活かしてどんどん相手を殴って倒していく、本構築のエース。
大体の対戦で後述のイシヘンジンとともに初手に出しており、そうでなくても裏に控えさせることがほとんど。命の珠とイシヘンジンのパワースポットのお陰で、どの技もかなり火力が高い。特に、地面テラスタルからのじしんはもう範囲技とは思えないほどの火力が出る。初手テラスタルからじしんでゴリゴリ押していく対戦も多く、浮いているポケモンの少ない構築はこれだけで崩壊する。
技構成に関してもほぼ言う事なし。振り返ってみるといわなだれはあんまり使うことなかったが、それでもあると便利な範囲技なので外せない。他にどうしても入れたい技があったら変えてもいいかもしれない。
むしのしらせ
おくびょう 161(4)-x-85-187(252)-125-167(252)
ねっぷう/むしのさざめき/おいかぜ/まもる
テラスタイプ:ほのお
調整:最速CSぶっぱ。
タスキ+おいかぜ+特殊アタッカー。
優秀な範囲技のねっぷうと、ダブルにおいて最重要となるS操作技のおいかぜを覚える優秀なポケモン。ただおいかぜをするだけのサポートポケモンは何体もいるが、ガモスはアタッカーとしても有用なのがありがたい。
ダブルにおいてもタスキはとても強く、タスキを盾に無理やりおいかぜを使って場の状況を逆転させられる等、やはり行動保障があるのはとても大きい。
また、タスキと相性の良いむしのしらせ型にしており、しらせさざめきでかなりの単体火力を出すこともできる。
テラスタルはほのおにしていたものの、この構築でテラスタルするのは基本的にガブということもあり、あまり使うことはなかった。ヘイラッシャを考えるとむしテラスでも良かったかもしれない。
ニンフィア@のどスプレー
ひかえめ 175(36)-x-85-178(252)-150-108(220)
テラスタイプ:フェアリー
調整:C特化、おいかぜ下で最速ドラパルト抜き+1、余りH
要検討枠その1。
優秀な範囲技持ちの特殊アタッカー。通りがよく、火力も高いフェアリースキンハイパーボイスを打ってるだけでそこそこ強いポケモン。
決して弱いポケモンではないのだが…中途半端な耐久と素早さのおかげで、いまいち使い辛い感が否めなかった。トップメタのサーフゴーに弱いのも結構痛い。
おいかぜ下でドラパを抜けるまでSに振ってるのだが、この調整が活きたこともなく、むしろこれのせいで耐久が低くなって使い辛くなってしまった感があるので、Sをもっと削って耐久に回した方がおそらく強い。
シャドボはサーフゴーに打つ用、うそなきはヘイラッシャ対策、みきりはふういん対策。
テラスタルは純粋な火力強化のフェアリーだが、これもあまり活きたことがなかった印象。ほのおとかで耐性を変えられる方が使いやすいかも。
リキキリン@オボンのみ
テイルアーマー
ひかえめ 227(252)-x-104(108)-159(116)-91(4)-84(28)
テラスタイプ:ノーマル
調整:HBがA特化ドドゲザンのドゲザン耐え、Sはミラー意識、余りC
要検討枠その2。
自分と味方に対する先制技を無効化するという優秀な特性を持ったサポーター。一致ハイボが打てるため、サポーターにしては火力面もそこそこ。
元々は、相手のおいかぜやトリルに対する切り返しのためのトリル役として採用したのだが、全くトリルを打つ機会もなく、打ちたいと思うことすらもなかった。そのため技を変更し、相手のSを奪い、無限の勝ち筋を生み出せるでんじはを採用。トリルよりは役立ったが、こちらもあまり打つ機会はなかった。
というかそもそもほとんど選出すらしていないので、あまり役割のないポケモンになってしまっていた。
10万はこのパーティーで重めなヘイラッシャに一応刺さる技として採用。
ドドゲザン@くろいメガネ
そうだいしょう
いじっぱり 207(252)-205(252)-140-x-105-71(4)
ふいうち/ドゲザン/アイアンヘッド/まもる
テラスタイプ:あく
調整:A特化、HAぶっぱ。
高火力先制技持ち物理アタッカー。
優秀な耐性と高い火力・耐久を持つ。高火力のふいうちで多くの相手を縛ることができ、総じて優秀な頼れるポケモン。基本的にあく技の通りは結構良い環境なので、大体の相手に選出し、一定の活躍を見せてくれた。
元々はまけんきで使っていたが、発動機会がなく、加えて初手から出すこともほとんどなかったため、少しでも活かせそうなそうだいしょうへ変更した。
ふいうちの火力を伸ばすため、あくテラスと黒いメガネを採用。正直、黒いメガネを持たせたところで誰を倒せるようになる訳でもないと思うが、他に持たせたい物もなかったため使っていた。ここら辺は改善の余地あり。
イシヘンジン@ふうせん
パワースポット
いじっぱり 175-194(252)-155-x-55(116)-108(140)
テラスタイプ:いわ
調整:HDが無補正252振りサザンドラのあくのはどう耐え、A特化、余りS
陰のMVP。
専用特性パワースポットにより、場にいるだけで味方の技威力を上げてくれるサポーター。生きているだけで仕事をしてくれて、しかも誰の横に置いても良いため、とても便利なポケモンだった。
更に、ワイドガードを使えるほか、封印をすることで相手のワイガとまもるも封じることができる。ダブルバトルにおいては、まもるをするしないの読み合いがかなり勝敗を左右するため、それを封じられるのはとても大きい。
また、見た目の割にすばやさが高く、かつそこそこ高い火力のいわなだれが打てるため、腐りにくいのも良いポイント。
大体ガブとセットで初手に出すため、持ち物ふうせんは外せない。
◎選出パターン・動かし方
①初手ガブリアス+イシヘンジン、裏にウルガモスorドドゲザンorニンフィア
一番多い選出。初手からパワースポット+ガブリアスのテラじしんで相手に打撃を与えていく。
②初手ウルガモス+ガブリアスorイシヘンジン、裏にその他から2体
初手にウルガモスを出すパターン。ガブより速い相手が多い時や、じしんの通りがそれほど良くない時はこの選出。まずガモスでおいかぜをしてから、ガモス自身や裏のポケモン達で上から制圧するという流れ。
大体選出パターンはこの二つ。リキキリンは相手にヘイラッシャ+シャリタツがいる時や、先制技持ちが多い時に選出を検討する。
また、ニンフィアを出す時は大体ウルガモスも一緒に出す。ニンフィアはおいかぜ前提じゃないと動かしづらいため。
なんにせよやることはシンプルで、とにかく上から高火力で殴るのを目指すというだけ。
◎総括
ここまでご覧いただきありがとうございます。
昔からダブルはちょくちょくやっていたものの、どうにもあまり得意ではなかったのですが、その割に今回はそこそこ戦える構築ができたかなと思います。ヘイラッシャ+シャリタツ、グレンアルマ+イエッサン、サーフゴー+ヤミカラスみたいなよくいる組み合わせではなく、そこそこにオリジナリティを出せたのも良かったかなと。
次シーズンはパラドックスポケモンも解禁になるので、もっと対戦数を増やしてもっと結果を残せるように頑張りたいです。